アバンギャルド茶会 アバンギャルドな人 【AVAな人 Vol.10】 建築家「佐野文彦」(宇宙十職「月」担当) ~日本の伝統数奇屋建築を知る男が作る茶碗とは?

【AVAな人 Vol.10】 建築家「佐野文彦」(宇宙十職「月」担当) ~日本の伝統数奇屋建築を知る男が作る茶碗とは?


佐野文彦
建築家
佐野 文彦 Fumihiko Sano

[ twitter ]

宇宙十職 「月」担当

1981年 奈良生まれ
2000年 洛南高等学校卒業
2003年 中村外二工務店 入店
2008年 ヨーロッパへ建築旅行
2009年 アトリエ・天工人 入社
2011年 佐野文彦アトリエ 設立

どうして「宇宙十職」にはここまで面白い方が集まってくるんだろう?
と考えてしまう。知り合いには一切声を掛けず、ブログ、twitter、Facebook
だけで告知したにも関わらず。。。本当、数年前ならこんなこと出来なかった
でしょうね!

宇宙十職に参加している異色メンバーの一人

 建築家
 佐野 文彦さん

です。建築家?はじめはどんな作品を作るのだろう?と不思議でしょうがなかった
のですが、お会いして合点が行きました。茶人なら?誰もが憧れる京都の数奇屋建築
のパイオニア的存在の

 中村外二工務店

で「大工」として修行をされていたという経歴をお持ちだったのです!現在は建築家
として総合プロデューサー的役割を担っていらっしゃいますが、

 「作ることの出来る建築家」

として活躍されています!実際に自身が設計した案件で・・・な大工さんがいた現場で
仕方なく自分が手を動かしたこともあるとか!?いや~。私も祖父が「大工」で小さい頃は
夏休みになると田舎に送り込まれて、よく手伝っていたものです。(本気で大工になりたい!
と思った時期もあるんですよ!)

今でも、手がなまらないように家で作れる作品を中心に木工もされているとか!その延長
から今回、宇宙十職にエントリーしてくださいました!そうです。ということで今回佐野さんが
作られる抹茶茶碗は「木製」です。

それも「木地」で行きたいとのことで、それこそ本当にどんな仕上がりになるのか
今から気になって仕方ありません。お会いした日の別れ際に

 「さてと木場に行って木材仕入れてこないとですね。」

とおっしゃってました!?どうやら、良質で硬い木を選べばお茶くらいであればそのままでも
全然問題ないとのこと!?しかし、そんな硬い木。。。削るのもさぞかし大変なのでしょうね!

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