【レポート】 野点で『ぐい呑点前』@益子 鈴木稔(陶芸家)宅の庭にて
2011.06.06
旅する茶人は、今回益子に窯を構える、陶芸家 鈴木稔さんのお宅訪問!
突撃!「隣のお抹茶」(ヨネスケ風)
スタートです!笑
稔さんはぐい呑点前推進委員会にも参加してくださっています。
事前に訪問をお伝えしたところ、
ぐい呑と片口をこんなに用意しておいてくれました!?
ということで、みんなでお気に入りの作品探しスタート。
みんな目が真剣です。笑
こちらが「ぐい呑点前認定 鈴木稔」の作品です!笑
作品も選び終わったところで「ぐい呑点前」ですよ!
みんなが座る椅子を用意して、工房にセッティングしようと
思ったのですが、明らかに外でお茶をしたほうが気持ちよさそうな
雰囲気!?
ということで急遽作戦変更!
お庭に椅子と机を並べて即席ぐい呑茶会のはじまり、はじまり!
まさに臨機応変に!あるものをうまく使って対応です。
そこに稔さんがさっとお花を。
これだけでも場がぐっと引き締まります!
「おととととと。」
と恒例の掛け声と共に皆様に一服。笑
ひとしきり一服したところで
二階堂: 「濃茶、飲みたいなあ~」
というリクエスト!二階堂さんはすっかり濃茶の虜のようです。笑
ということで急遽、濃茶付!実は、朝どのお茶を持っていくか悩んで
伊藤園の「万暦の昔」という濃茶用のお茶を持ってきていました。
なんということでしょう!笑
はじめの一服は片口で飲みまわし!
でも、濃茶もぐい呑でいけるのでは?ということで盛り上がり
早速。
少しだけゆるめに練り上げて。
とろ~りとした流れでぐい呑に!それを見ていた皆様。
呑みたくなったようです。
ということで、亭主交代!
二階堂さんも濃茶に挑戦!
うまく練れて、おいしゅ~ございました!
お茶一服して、ほっと一息。
でも、ちゃんと見ておかなければいけないものがひとつ。
鈴木稔さんは「登り窯」を使っていたのですが、今回の地震で
倒壊してしまいました。
これは地震直後のままの状態だそうです。
今年中の再建を目指して、夏前に始動だそうです!