アバンギャルド茶会 アバンギャルドな読書 【書評】花鳥の夢/山本兼一 ~「等伯」の次は「狩野永徳」だあ!この時代の絵師は命がけ!?

【書評】花鳥の夢/山本兼一 ~「等伯」の次は「狩野永徳」だあ!この時代の絵師は命がけ!?


【書評】等伯/安部龍太郎 ~直木賞受賞!伝説の絵師について理解できたなり!

「長谷川等伯」を主人公とした直木賞受賞作。
ちょうど同じ時代を生きたもう一人の絵師「狩野永徳」。

花鳥の夢
花鳥の夢

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山本 兼一
文藝春秋
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今回の主人公です!

「等伯」を読んだ後だったので何だか「裏」と「表」って感じがして
めちゃくちゃ面白かったです!(どっちが表なのかは。。。笑)

まるで同じドラマを違う視点から見るとこんな感じなんですかね?
作家は違うけど、やっぱり「歴史」を題材にしているのでこういう
表現とかシチュエーションになるんだ!って!!
 ※読み始めはちょっとどうなのかなあ?と半信半疑だったのに 
  読み始めたら面白くて面白くて!

さらに同時代を生きた、こんな人物たちの物語も併せて読むと
「戦国時代」は武士だけではなくてありとあらゆる人たちが命を懸けて
勝負していたんだなあ~!ということがひしひしと伝わってきます。

安土城「棟梁」岡部又右衛 → 火天の城 (文春文庫)

豊臣秀吉「茶頭」千利休 → 利休にたずねよ (PHP文芸文庫)

何だかちょっとだけ「歴史オタク」になった気分でした!笑

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