アバンギャルド茶会 茶の湯コラム 【茶の湯コラム Vol.3】過去から学び、現在にどう活かす? ~過去の書物から読み解く力

【茶の湯コラム Vol.3】過去から学び、現在にどう活かす? ~過去の書物から読み解く力

2016.09.14

茶の湯コラム


とあるラジオ番組で「アーキビスト(公文書館専門職員 )」という職業が紹介されていました。戦争や政治的事件など歴史を変えた公文書を管理する仕事で 博物館における「学芸員」と同じ役割を果たします。番組の中で

新しい情報ばかり重視される時代ですが、過去(公文書)からの学びは大きい

というコメント。確かに最新トレンドやニュースから「ヒント」を得ようとしがちです。あえて過去を振り返り、創過去から創造するのも面白いと感じることが増えてきました。

本阿弥切 古筆臨書 書家 根本知 作

「南方録」「山上宗二記」などの茶道における古典や先人の教えを読み直しています。茶道を始めたころはチンプンカンプンだったのに、再読してみる感じるものがあり、少しは成長したのかな?と感じます。

過去から学ぶ。新しいことをするとき、実は大事な視点かも?芸術は爆発だ!の岡本太郎も行き着いた先は「縄文土器」でしたかね。笑

情報提供元

J-WAVE TOKYO MORNING RADIO
2016/7/20放送 「アーキビスト(Archivists)」公文書館専門職員

写真提供:書家 根本 知 本阿弥切 古筆臨書

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