アバンギャルド茶会 アバンギャルドな人 【AVAな人 Vol.11】 漆工芸家「菱田賢治」(宇宙十職「宇宙」担当) ~漆への熱き想いは半端ではない!

【AVAな人 Vol.11】 漆工芸家「菱田賢治」(宇宙十職「宇宙」担当) ~漆への熱き想いは半端ではない!

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菱田賢治
漆工芸家/陶芸家
菱田 賢治 Kenji Hishida

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宇宙十職 「宇宙」担当

1964年 神奈川県横須賀市生まれ
1989年 東京芸術大学美術学部デザイン科卒業
1991年 東京芸術大学修士課程(大学院)卒業
1991年~2000年 株式会社電通勤務
2001年~2008年 尾道市立尾道大学 准教授
2008年 静岡県伊豆熱川に築窯。工房「陶と漆」を設立
2009年 日本工芸会所属 小林宮子氏に師事
 
 
宇宙十職完成!第一号!パチパチパチ。
先日開催した「日本文化を語る会」に参加するときにお茶碗持って
行きます!と軽快なメールを頂いたのですが、伊豆熱川から!?笑
そして、元広告マンという異色の肩書き!気になります!!!

 『陶胎漆器』

ご存知ですか?焼きしめた陶器の上から漆を塗る。そして、蒔絵や
螺鈿を施す技法のことです。手にした瞬間、陶器のずっしりとした
重量感と温度感を感じたと想ったら、次の瞬間には漆のなんとも言えぬ
艶やかさが伝わってくる、なんとも一石二鳥な作品なのです。笑

陶芸からスタートした菱田さんですが、最近は漆を中心とした作品展開が
中心とのこと。我が家も子どもの食育の一環として「漆器」を使っています。
最近、子どもの食器は「プラスチック製」なんてことが当たり前のように
なっている感がありますが、やはり小さい頃から「本物」に触れる機会を与える
のが大事なのではないかなあ?と想っています。

そんな話しをしたら菱田さんも

 「そうなんだよねえ。確かに漆器は安くないけど大事に使えば孫の代まで
 使えるよ。それに漆って想像している以上に丈夫だから普通の食器と同じ
 ように洗えるのにね。

 最近、漆の修理もやっているんだけど。本当にひどいよ。仕事が悪すぎて
 修復するなら買いなおしたほうがいいなんてことが少なくないんだよ。。。

 それに螺鈿とか蒔絵なんて言ったらニセモノだらけ。。。蒔絵という技法は
 世界を見渡しても日本でしか出来ない技術なんだけど、このままいったら廃れ
 ちゃうよ。だから、絢爛豪華に全部蒔絵!なんてことにしたら大変なことに
 なってしまうけど、ちょっとワンポイントとして入れるだけでもいいんだよ。
 そうやって本物と気軽に触れられる機会を増やさないとね。

 漆の酒器でお酒飲んだら味全然違うよ!丸みが出て本当に柔らかくなるんだから。」

とおっしゃりながら一番人気の酒器を実際に使わせていただきました。
いや~。びっくりするくらい味が分かるもんですね!味も変わるけど、
物理的に口が当たる部分の口当たりも本当にやさしくなって気持ちが良かった!

こんな「漆」への想い。
少しでも多くの方に体感して貰いたいものですね。
重要な使命を頂きましたよ!!!<(_ _)>

そしてそして!宇宙十職!第一号の完成品。

陶胎漆器

箱書き 菱田賢治

まるで「曜のよう!

あっ。まだ見せませんよ。うしし。
中身は本番までのお楽しみに~~~。僕はその前に一服。
だって、ちゃんと自分の口で説明できないといけませんものね。笑

■ 活動

2003年 銀座ギャラリー中沢 個展
2004年 銀座ギャラリー中沢 個展
2005年 逓信総合博物館
      「アンデルセンの生涯とその作品展」出品
2006年 倉敷平翠軒ギャラリー 二人展
      「句集 メキシコ料理店」装丁(角川書店)
2007年 ワコール銀座アートスペース 個展
2008年 デンマーク コペンハーゲンの
      デンマーク在日本大使館内文化センター 個展
2009年 伊豆高原「GALLERY ZERO」企画展
2010年 小林宮子蒔絵一門展『燦の会』漆芸展に出品 そごう横浜美術画廊

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