アバンギャルド茶会 茶の湯コラム 【茶の湯コラム Vol.7】未来の「老舗」を育てる?「和菓子職人」を探す旅に出よう!

【茶の湯コラム Vol.7】未来の「老舗」を育てる?「和菓子職人」を探す旅に出よう!

2016.11.22

茶の湯コラム


ずっと通っていたお店が閉店することになった!そんなニュースを聞いたら悲しくて涙が止まらない。

アバンギャルド茶会が長らく愛用していた和菓子屋「そえ田」が2017年1月をもって閉店します。ご主人の体調が思わしくなく、ドクターストップがかかったことが最終的な決定打のようですが、「後継者がいない」というのが一番の要因でしょう。機械の老朽化、買い換えたところでこの先使ってくれる後継者がいないため、投資もできない。こんな理由で閉店していく「老舗」はこれからも増えていくことでしょう。

絶大なる信頼を持ってお任せしていたお菓子を失うショック。お菓子がなければお茶はできないので、次を探すしかないない。(お菓子を楽しみにお茶をしているかたも多いことでしょう)心と体が動かない現実。でも、そんなことばかり言っているわけにもいかず。。。

そんなとき、昔からお付き合いのある新進気鋭の和菓子職人から

「多少理想とはかけ離れていたとしても、一緒になって和菓子職人を育てたら?」

という衝撃にアドバイス。確かに、創業したときから「老舗」なんてことはないわけです。長い目で見たら、「老舗」と言われているところを使わせていただいても、いつかまた同じことが起きるかもしれない。であれば、理想の和菓子を二人三脚で作れる職人を探したほうがいいのかもしれない!

その昔、千利休や古田織部も自分好みの道具を作る職人を必死になって探し、パトロンとして応援してきたわけですし!次は「アバ茶好み」の和菓子を探す旅に!そして、未来の「老舗」を誕生させる一役を担えたら面白いですね。ということで、「我こそは!」という和菓子職人の方、是非ご一緒致しましょう。笑

そえ田「和菓子」コレクション

そえ田

そえ田

そえ田

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