アバンギャルド茶会 イベントレポート 【レポート】「稽古茶会」はピアノの発表会のようなもの? 半年の成果を発表!

【レポート】「稽古茶会」はピアノの発表会のようなもの? 半年の成果を発表!


少し間が空いてしまいましたが、10月末に「はじめての茶道教室」の生徒さんと恒例の「稽古茶会」でした。「春」と「秋」に半年間の稽古の成果を発表する場です。ピアノ教室で「ピアノの発表会」をするようなイメージでしょうか?最近は、お友達や家族を招待する方も出てきましたが、基本は生徒さんだけですので、身内の会です。だから、大いに恥をかいて、どこか茶会に御呼ばれされたり、参加した時に恥をかかないようにするための稽古です。

今回は、僕にとってもちょっとしたチャレンジでした。これまでは、「テーマ」から「道具」まで全部僕が用意してきました。決められたレールの上を走るだけの茶会です。でも、ずっとそんなことをしていても面白くないだろうなあということで、今回は「テーマ」からすべて「亭主チーム」を組成して、決めてもらうところからスタートしました。みんなも初めてのことだらけで、戸惑うことも多かったと思いますが、最後まで本当に頑張りました。

茶会は企画力

仕事でも新規事業の企画やクライアントへの提案をすることがあると思いますが、同じことなんです。どうやって「お客さん」を楽しませて、満足していただけるか?ということを突き詰めて考えていくプロセスは仕事と全く同じです。

今回は、「一華開五葉 結果自然成」というメインテーマを決めて、「実り」というサブテーマでした。

はじめてのお茶会

はじめてのお茶会

薄茶席を広間、小間で設けたのですが、床をこんな感じにしました。本来はルール違反ですが、亭主チームが色紙に一文字ずつ書いて二席を周ると完成です!

はじめてのお茶会

着物でなくてもいいですよ!と話しをしていても、「せっかくだから!」と着物でお点前をする方も増えてきましたね。生徒さんの成長を感じることができるのが最高のご褒美ですね。

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