【第2回】アバ茶オンライン稽古メモ
開催日:2020年5月10日(日)
風炉道具
第1部:湯相を整える
・風炉(千家十職:永樂善五郎)
-由来:中国から渡来/「陰陽」
-種類:「土風炉」「唐銅」「鉄(わび道具)」「真鍮」
-敷板:真塗/荒目/陶板など
・釜(千家十職:大西清右衛門)
-元々は「炉釜」「風炉釜」の区別がなかった
「炉釜」を「風炉」で使っていた=風炉も大きかった
-産地
「芦屋釜(福岡・伊勢)」→「天明釜(栃木佐野)」→「京釜(利休好み:辻与次郎」
-形
「四方釜」:利休/宗旦好み
・炭
-大きさ(炉/風炉)
-種類(くぬぎ「菊炭」/なら)
第2部:点前の準備
・柄杓 千家三種「炉」「風炉」「差通」
-切り止め
-柄の支え方(差通が原点?)
-形(宗和流=面取)
-柄杓の扱い(置き、切り、引き)
・蓋置
-節の位置
-蓋置の置く場所・向き(正面)
-「竹」という素材の活用=利休 (茶杓の真行草)
-「置き」と「棚」の扱い
・棚
-棚の意味
-茶室の大きさによって使用有無
→台子伝法(書院造=広間の点前)
-大きさによって「炉」と「風炉」
→「台子」「高麗卓」「旅箪笥」
・点前復習
-「中仕舞」「本仕舞」
茶事
・茶事七事式(真/草:後炭省略&続き薄)
朝茶事(夏 6時~)
正午の茶事(真)
夜咄(厳寒期 18時~)
暁(厳寒期 4時~)
飯後
跡見
不時
・構成
初座(初炭・懐石&菓子) → 中立 → 後座(濃茶・後炭・薄茶)
-「初炭」の場所
-濃茶の「前席で。。。」の意味
・茶懐石
-折敷の扱い(受け取り方:前後)
-道具の配置(四つ碗、向付、盃、箸)
-箸の扱い(取り方、器との持ち方)
-終了の合図
参考図書
釜
・極 茶の湯釜: 茶席の主
https://www.amazon.co.jp/dp/4473040941/
・釜と金工品 (茶道教養講座)
https://www.amazon.co.jp/dp/4473041409/
茶書
・茶書は語る (茶道教養講座)
https://www.amazon.co.jp/dp/4473041468/
・茶話指月集 江岑夏書 (現代語でさらりと読む茶の古典)
https://www.amazon.co.jp/dp/447303755X/