「濃茶」と「薄茶」とは?


濃茶薄茶

茶道では「濃茶」と「薄茶」という二種類のお茶があります。

「濃茶」とは
抹茶のエスプレッソといったところでしょうか?とろっとしていて、苦味の中に何とも言えぬ「甘み」と芳醇な「香り」が漂うお茶のメインディッシュです。

「薄茶」とは
皆さんが抹茶と聞いて想像する泡のたっているお茶です。お茶のデザートです。私の所属している裏千家では泡をたてますが、泡をたてない流派もあります。味わいも少しずつ違ってきます。(濃茶はおおよそ薄茶の4~5倍の濃度です。笑)

アバ茶流「濃茶・薄茶」の解釈

「茶会」という言葉をなんとなく聞いたことがあると思います。
本来、「茶会」は略式な会です。「茶会のフルコース」が存在しており、それを「茶事」と呼びます。じっくりと4時間かけて

茶懐石(食事) ⇒ 濃茶 ⇒ 薄茶

とお茶三昧な時間を過ごします。懐石料理を食べて、お腹を満たします。少し休憩を入れて、メインディッシュである「濃茶」です。
エスプレッソですから空腹で飲んだら胃にガツンときますので、事前にお食事とお菓子を召し上がります。濃茶は茶事のクライマックスです。
ぴ~んと張り詰めた緊張感の中で頂く一服は至福のときです。そんなクライマックスを超えたら、エンディングに向けて息を抜いてリラックスタイムの「薄茶」です。みんなで談笑しながら、懐石や濃茶について語り合います。

薄茶は「お茶の椀子そば」なんです。お客様が

「もう十分頂きました!」

と目に見えない蓋をするまでおもてなしする側は皆様にお茶を振舞います。つまり、何杯飲んでもいいということです!笑
そして、名残惜しみながらエンディングへとむかっていくのです!

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